山吹を卒業予定者が俯瞰すると…

新宿山吹高校に入学してから4年が経過する私です。卒業が2か月前に迫った今、山吹生活を送ってきて感じたことを自由に綴りたいと思います。来年も在籍するよ!という方、これから山吹に入学しようとしている方、ぜひ読んでみてください。

私が山吹を志願した理由は、やはり“自由な校風”にあこがれていたためです。山吹生は誰しも、この自由さにあこがれて入学を志願したのではないでしょうか? 校則はなく、制服もありません。しかしまったく“荒れている”という面持ちもありません。山吹はこのほかにも数々の特徴があり、“特徴がありすぎて説明がつかない”のが山吹の特徴です。それこそがセールスポイントなのだと考えます。

そんな山吹生活では、自分が主体となって勉強することに集中できました。言い換えれば、他力本願な勉強はしない、本質的な勉強ができた。ということになります。

山吹高校には自習室やラウンジ、図書室、さらに空き教室等、自分一人で自分と向き合える場所がたくさん用意されています。それに加え、クラスや学年という束縛がないため、時間割を自由に組むことができ、ある一定の制限を除いては自分の学びたい分野を自由に突き詰めることができます。山吹に通っていない友人にこれを話すと、“えっ!それって、もう大学だよね?!”とよく言われます(笑) これがひそかな誇りでもありました。

さらに、行事も自由参加。欠席しても周りから干渉を受けることはありません。欠席しすぎても、自分次第でリカバリーを図ることができれば、元通りの生活には確実に戻れます。私はその欠席日数を気にすることによって、山吹生活にある一定の規律を保っていたのだと思います。後半は1日も休まずに学校に来られています。

このように山吹の性質を、卒業予定者という立場から、あえて俯瞰すると実にありがたい存在であったんだな、と今になって痛感させられます。“唯一無二”という四字熟語がぴったりと似合う学校なんです。山吹の使い方は人それぞれ。どのような使い方も、決して間違いではありません。校則という名の説明書もありません。

来年度以降も在籍予定の皆さんは、この環境を精一杯享受してください。そして、私のように勉強だけに集中する学校生活も我ながら素晴らしいものだと思いますし、部活動や行事等、自分が“これは高校生活を通じて全力投球したいな!”と心から思えることに、山吹生活の時間を使ってください。一般的な高校生よりも、山吹を利用することで何倍も成長し、何倍も差をつけることができます!

生徒 Y.K.

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